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松と一太郎

著作権のことで考えさせられる、ことがいろいろあります、コンピュータソフトの著作権があることは当たり前のことですが、この取扱の難しさを経験したことがあります。

はるか昔のソフトの話ですが、日本語ワープロといったらワードが有名ですが一太郎というソフトもメジャーな存在です、こちらは純国産でジャストシステムが開発したソフトです、

一太郎の歴史は古く1985年までさかのぼります、当時デビューしたマルチプラン(Excelの前身)に似たマルチウインドウメニューが好評で大ブレイクしました、

この頃は日本語ワープロ戦国時代でワープロ専用機も含め各メーカーが競っていました、其の中でも本命は管理工学の「松」でした、高度な変換能力と安定性で公の場でも好評を得ていました、ところが松は10万円以上もしました、そのころ一太郎は3万円ぐらいだったと思います、さてどうして松は衰退しまったのか?そして一太郎は大ブレイクしたのか?

これは私個人の見解ですが、当時松は著作権保護のため高度なプロテクトをかけていました、

かたや一太郎はノープロテクトでした、お金のない個人ユーザーは一太郎を選びプロテクトのキツイ松を敬遠していきました、結局松は衰退し一太郎が残った形になりました、

ジャストシステムが敢えてノンプロテクトを選択したのかは定かではありませんが、この仕様によって試演サンプルコピーによる宣伝効果は絶大でノンプロテクトの結果と繋がった訳です、

かといって筆者はサンプルコピーを推奨しているのではありません、著作権は保護されるべきです、

著作権は商業的にどう扱うかは著作者の知恵にかかっているのです、どうしたら売れるのか、使ってもらえるのか、見てもらえるのか等々杓子定規ではない方法で考えるのが賢者と言えるかもしれません。

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